「どんなに君を好きか、ゆっくり時間をかけてわからせてあげる」
聖堂に売られた男爵令嬢のリリィ。聖女としての資質はあるものの、身分の低さから高位令嬢の反感を買い、冷遇されて次第にやさぐれていく。こんな生活に見切りをつけたい!と思っていた矢先、「俺と結婚すれば好きに暮らせる」と王太子にそそのかされ、王太子妃になる決意をする。これで晴れて自由の身……と思ったのに、なぜか幼馴染で犬猿の仲の魔導士・フィルにも求婚され……!? 大嫌いな彼との結婚なんて絶対イヤ! だけどどうしても拒否できなくて、リリィはしぶしぶ承諾。「どんなに君を好きか、ゆっくり時間をかけてわからせてあげる」――なみなみならぬ執着愛を注がれて、身も心も疼いていき……!?
※全編書き下ろし!